この春、一人暮らしを始めた大学1年生男子の母です。
次男の引っ越しが終わりました。
3月の合格発表から約3週間。
バタバタと慌ただしい毎日でしたが、終わってしまえばあっという間。
そして、引越しから10日ほど過ぎ、ついに、夫婦2人の生活に突入しました。
3年前、長男が進学で家を出ました。
県内の大学に進学すると思っていたので、わたしの心の準備ができないままの引っ越し。
ほんとにつらくて、寂しくて、泣いてばかりでしたね。
それからというもの、いずれ、次男も高校を卒業したら家を出るだろうと覚悟しながら過ごしてきました。
だから、長男のときほどダメージは少ないだろうと思っていましたが・・・。
やっぱり、ダメですね。
家に子どもがいない生活は、本当に静かで寂しい。
「ただいま!」と帰ってくるような気がするけれど、もうここにはいない。
仕事をしているときや、人と会っているときは大丈夫なんですが、
家に帰ると、ふとしたとき、次男がいないことを感じてしまいます。
仕事から帰ると、
「おかえり~」と言ってくれてたなぁ…。
とか、
夕食の準備をしていると、
「今日のご飯何?」と聞いてたなぁ…。
とか、
おかずが余ったときは、
もう、2人分でいいんだなぁ…。
とか、
寝る前にトイレに行くと、子ども部屋の明かりがついてたのになぁ…。
とか…。
頭の中でぐるぐるぐるぐる考えてしまう。
洗濯物が少なすぎたり、トイレットペーパの減りが少なかったり、子ども部屋の明かりが消えていたり、そんな小さなことで、胸の奥がギューっとなって、涙がでます。
子どものことでイライラしたり悩んだり心配したり、たくさんありましたが、子どもがいたからこそ頑張れてたんですよね。
遅かれ早かれ、子どもは離れていくものだと頭では分かっています。
実際、長男を見ていると、ひとり暮らしさせてよかったと思うし、楽しく暮らしている話を聞くのは、嬉しいものです。
でも、子どもたちと一緒に暮らした21年間は、あまりにも楽しくて早すぎて、心がおいつかない。
親なら誰しも通る道なのでしょう。
わたしにとっては人生最大の試練です。
結婚して子どもが生まれ、家族4人で暮らした18年間。
長男が一人暮らしを始めて家族3人になった3年間。
そして、今、夫婦2人。
子どもと一緒に暮らす時間より、これから先の時間の方が長いでしょう。
少しずつ新しい生活に慣れていかなくてはいけないけれど、慣れていくのかなぁ。
前に進んでいる子どもたちに心配かけないように、夫婦2人で、焦らずゆっくりと慣れていくしかないですよね。時間はたっぷりありますからね。
とはいえ、今、ブログを書いています。
食欲もあるし、断捨離もはじめました。
きっと、寂しさはずっと変わらないと思うけれど、意外とすんなり、子どものいない生活を受けとめられる日がくるのかもしれません。
子どもが巣立って寂しくてたまらないお母さん、ボチボチいきましょうね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。