わが家は転勤族で、20年以上転勤族の妻をやっています。
といっても、県内転勤。どうせ転勤するなら、全国転勤がよかったなぁ。
「転勤族って大変でしょう。」よく言われます。
そりゃあ、転勤が大変か大変でないかで言ったら大変に決まってますよ!
でも、今思えば、悪いことばかりでもなかったし、いいこともありました。
そこで、
人付き合いの苦手なわたしが感じた転勤族生活について思うこと。
をご紹介します。
おなじ転勤族のみなさん、転勤族について知りたいと思う方、
参考までにご覧ください!!
もくじ
人付き合いの苦手なわたしが転勤族を経験して思うこと。
子どもの転校
長男は、転校前の学校が大好きでした。田舎の平和な小学校でした。スポーツ少年団に入っていて、最後の試合のとき、大泣きしている姿を今でも鮮明に覚えています。
転校した学校は、マンションが立ち並ぶ場所にある小学校で、全然違う雰囲気。高学年での転校だったこともあり、なかなか馴染めず、学校も休みがちに・・・。が、中学校に入ると、人が変わったように明るくなりました。中学校入学が、いいきっかけになったのでしょう。
次男は、中学年での転校で、まわりにも恵まれ、楽しく過ごしていましたが、転校してしばらくは、学校で泣いていたそうです。クラスの子が声をかけてくれて、嬉しかったことを今でも覚えていると言います。
転勤族にとって、子どもの転校が一番心配です。子どもにとっても、知らない土地、知らない人たちの中で始める新生活は不安です。でも、子どもも、色々な経験を重ねて成長していくのだと思います。引っ越しのおかげで出会えた人、できたこと、たくさんあります。子どものうちこそ、多くの経験をした方が、より選択肢が広がり、強くなれるのかもしれませんね!
友だちについて
わたしは、人見知りしやすく、人の輪の中に入っていくのが苦手です。だから、人間関係を一から作らないといけない転勤族は、慣れるまでは、とても孤独・・・。
でも、子どもが幼稚園に行けば、なんとか顔見知りはでき、休みの日に公園に行ったりして忙しく過ごしていました。
が、わたしの場合、住む場所が変わると、たいていは、そのうち連絡も途絶えがちになります。寂しくもありますが、もともと深い付き合いが得意ではないので、転勤妻が合っているのかもしれないです。
でも、本当に気が合う友達とは、今でも続いていますよ!本当に出会えてよかった!!経験上、友達をつくりたいとがんばっても、あまりいい結果は期待できない気がします。無理しますからね。人間付き合いも、ある程度、流れに身を任せて気楽に構えているのが楽だし、信頼できる友達は一人でもできたらラッキーだと思っています。
とはいえ、「幼稚園のママ友とランチ」とか聞くと、羨ましくなったりしますが。
夫婦の協力と信頼
転勤族の妻にとって、夫婦間の協力と信頼が最も重要だと思います。近くに、頼れる実家や友達がいない転勤族の妻は、どうしようもなく孤独になることもあります。そんな時こそ、家族で助け合っていかないとつらいです。
わたし自身、「どうして転勤族と結婚したんだろう・・・」と何度も考えました。子どもも小さくて大変なときで、常にイライラしていました。思い返すと、夫婦がうまくいっていない時でした。お互いに離婚を考えたこともありますが、今となっては、離婚しなくてよかったと思っています。
つらいと思っていることがあれば、旦那さんに伝えて、そして、話し合ってください。どうか一人で抱え込まないでください。
仕事について
仕事は、短期の臨時職員をやっていました。嫌な仕事でも転勤を理由に辞められるし、いい意味で気楽に働けます。
短期の仕事だと、同じ転勤族の妻さんもいますし、おいしいお店など、その土地の詳しい情報も仕入れることができます。
でも、やっぱり、資格って大事だな~って思いました。資格があれば、高額でたくさん仕事がありました。看護師さんとか薬剤師さんとか・・・。
そこで、わたしは、子どもが小さいうちに、医療事務とWord、Excelの資格をとりました。事務仕事だと、Word、Excelは必須なので、とっていてよかった。医療事務は、全然役に立ってないですけど。
まとめ
転勤族は、大変なこともたくさんありますが、家族で色々な経験ができる絶好のチャンスです。子どもも大きくなった今となっては、転勤も楽しかったな~と思えます。「あのとき、あ~だった、こうだった。」など家族で盛り上がれる話がいくつもできました。
わたしも、ある程度、知らない人の間に入っていくことにも慣れてきたし、以前より、人の目を気にしなくなりました。(年齢のせいもありますけどね。)何が起こっても、自分で乗り越えていくしかないから、たくましくなりました。旦那さんとも、今では、仲良くやっております。
それから、子どもたちは、特に、長男は、びっくりするくらい社交的になりました。
転勤族には転勤族の良いところも沢山あるんですよ!
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。