ほっこりさん

息子2人が家を離れ、夫単身赴任中。九州在住、1人暮らしアラフィフ主婦の日々を綴ります。

 本サイトはプロモーションが含まれています

【キリンジ「Drifter」】心が疲れたとき聞きたくなる隠れた名曲。

生きていれば、寂しくなったり、虚しくなったり、どうしようもなく不安になったり、そんな夜もありますよね。そんなときに、聞きたくなる曲はありませんか?わたしは、辛い時に、明るい音楽は聞きたくない。静かな音楽を聞いて、しっかり落ち込んでから立ち直るタイプです。心が疲れている時、聞きたくなるのは、

キリンジ「Drifter」

2001年7月リリースなので、約20年前の曲。何かに悩んでいる人、少し疲れている人に、是非聞いて欲しい渾身の1曲です。

 


www.youtube.com

 

1. 交わしたはずのない約束に縛られ
 破り棄てようとすれば
 うしろめたくなるのは何故だ

 手巻きの腕時計で 永遠は計れない
 虚しさを感じても 
   手放せない理由がこの胸にある

 たとえ鬱が夜更けに目覚めて
 獣のように襲いかかろうとも
 祈りをカラスが引き裂いて
 流れ弾の雨が降り注ごうとも
 この街の空の下 
    あなたがいるかぎり僕は逃げない



2.人形の家には人間は棲めない
   流水のような街で 
   追いかけてたのは逃げ水

 
 いろんな人がいて
   いろんなことを言うよ
「お金がすべてだぜ」と
   言い切れたならきっと迷いも失せる

 
 みんな愛の歌に背突かれて
   与えるより多く奪ってしまうのだ
   乾いた風が吹き荒れて 
   田園の風景を砂漠にしたなら
   照りつける空の下 
   あなたはこの僕の傍にいるだろうか?

 
 僕はきっと シラフな奴でいたいのだ
   子供の泣く声が踊り場に響く夜
   冷蔵庫のドアを開いて 
   ボトルの水飲んで誓いをたてるよ
   欲望が渦を巻く海原さえ 
   ムーン・リバーを渡るようなステップで
   踏み越えて行こう あなたと

 
  この僕の傍にいるだろう?

(作詞作曲:堀込高樹、2001/7/25発売)


歌詞が難解で哲学的。まるで小説を読んでいるようです。

この曲は、キリンジの堀込高樹さんが結婚するときに、奥様にプレゼントするために作った曲とも言われています。が、ラブソングのようでもあり、家族の曲のようでもあり、聞く人によって、印象が全然違ってくる曲ではないでしょうか。

わたしは、「苦しい現実の中でも生きていかなければならない「僕」は、生きるのがしんどい。けれど、ギリギリで踏みとどまることができるのは「あなた」がいるから。」というイメージで聞いています。
踏みとどまれる強さとかすかな希望を感じさせてくれる曲。

「この街の空の下 あなたがいるかぎり僕は逃げない」この部分が一番好きです。

悲しい事件や悲しいニュースが続き、なんとなく気分が沈みがちで、最近、頻繁に、この曲を聞いています。音楽で、簡単に何かが変わるとは思いませんが、音楽の力を借りて、少しだけ、気持ちが楽になれるかもしれません。

ということで、心が疲れたときに聞きたくなる、
キリンジ「Drifter」を紹介させていただきました。

 

 

最後に、キリンジの簡単なプロフィールをどうぞ。

兄の堀込高樹さんと弟の堀込泰行さんとの兄弟ユニット。
1998年に「双子座グラフィティ」でメジャーデビュー。
代表曲「エイリアンズ」は、様々なアーティストにカバーされ、愛され続ける名曲。
2013年に弟・泰行さんが脱退し、現在は、堀込高樹さんを中心とする変動的で緩やかな繋がりの音楽集団(現在のメンバーも含まれます)として活動中。

隠れた名曲揃いです。独特の世界観で、クセになるはず。おススメします!

 

huuharu.com

 

huuharu.com

 

huuharu.com

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

にほんブログ村 音楽ブログへ ブログランキング・にほんブログ村へ