これから大学進学を迎える方、保護者の皆さん、入学金や授業料以外でも、さらにお金が必要だということ、知っていますか?
入学後に必要な、パソコン。今や大学生にパソコンは必須です。
それから、入学後の生活に、あれば安心な保険やミールカード、
その他諸々・・・。
大学進学に必要なお金って、入学金や授業料だけではないんです。
2年前、長男が公立大学に進学したのですが、大学から送られてきた書類を見て、愕然としました。まだ、こんなにお金がいるの~?聞いてないよ~!
その中の一つ、ミールカードについての記事です。
大学進学を考えている方、お子さんがいらっしゃる方、参考までにご覧ください。
もくじ
ミールカードとは
大学生協食堂が独自に発行した「生協食堂年間利用定期券」のこと。(※ミールカードが設定されていない大学もあります。)
簡単に説明します。(2021年度、九州地方の、とある公立大学の場合です。)
- 1年分前払いなので、かなりの大金です。(※現在は、半年ごとに料金が設定されている大学もあるので、確認してください。)
- 食堂だけでなく、購買店で、手作り弁当、パン、ジュースなども利用できます。
- 1日の利用限度額までは何度でも利用できます。(利用限度額を超えた場合は、学生証のプリペイド機能で不足分を精算したり、現金で支払うこともできます。)
- ちなみに、生協食堂は、年間270日営業しています。
料 金
1日 660円コース 90,000円
最大 85,140円、平日(169日)のみ21,540円お得!
1日 900円コース 136,000円
最大 79,700円、平日(169日)のみ16,100円お得!
1日1,320円コース183,000円
最大 103,680円、平日(169日)のみ40,080円お得!
(2021年度、九州地方の、とある公立大学の場合)
あまり自炊はしないだろうということで、1年次は1日900円コースで申し込みました。
1年で136,000円というかなりの大金です。
結局、元はとれたのか・・・?
聞いてみました。
- 平日は、昼、学食で食べて、夜、朝用に、弁当かパンを購買店で買って帰る。 (できるだけ、限度額まで使うようにしている。)
- 土日もできるだけ毎日食堂に行っている。(大学と家が自転車で2~3分。)
- 友達と食べに行くことも多いので、毎日は使いきれなかった。
メリット
- お金がないときも、とりあえず食事をとれるので安心。
- あまり自炊しないので、健康面で安心。(なるべく、野菜をとるようにしている。)
- 使いきれない時は、売店でパンやジュースを買えるのでうれしい。
- 家が近くて、土日も含めて毎日学食を使う人にはお得。
- 食費の節約になり、少しでも貯金ができる。
- 支払いがスムーズにで便利。
デメリット
- 味に飽きる。
- 元をとれないかもしれない。(家から遠いとわざわざ行かない。)
- 自宅生には、あまり必要ない気がする。
ちなみに、
まわりでミールカードを持っている人、持っていない人は半々くらいで、
2年生になると、やめる子も結構いたそうです。
大学生は長期休暇が長く、元をとれるかどうかと言ったら、結局そうでもないのかもしれませんが、一人暮らしをはじめる遠方の学生さんは、とりあえず、購入したら、親も子も安心ですね。(WEBで食事の利用履歴を確認できるそうですよ。)
あまり必要ないなと思ったら、次の年はやめるのもありですし、1年間様子を見て、検討してもいいかもしれません。
「わが家の現役大学生は、2年次で660円コースに変更し、3年次でミールカードは卒業しました。」
まとめ
ミールカードのメリット 「安心」「健康」「経済的」「便利」
使えば使うだけお得なミールカード。
自炊をするつもり、または、家が大学から遠いのであれば、あえて必要ないのかもしれません。
お得と考える人は購入し、損するかなと思う人は購入しなければいいですね。
※ミールカードの料金、解約など大学によって異なるので、必ず確認してください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。