ほっこりさん

息子2人が家を離れ、夫単身赴任中。九州在住、1人暮らしアラフィフ主婦の日々を綴ります。

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田舎の地方都市と郊外の田舎は違う!親戚づきあいが密すぎて驚いた話。

育ってきた環境って、人それぞれ違います。「結婚」して、様々な習慣や考え方の違いで驚いたことはありませんか?。今まで普通だと思っていたことが普通じゃないと思い知らされたことはありませんか?

はい、あります。わたしは、旦那さんの実家の親戚づきあい、近所づきあいがだということに、かなり驚き、ショックでした。 

わたしの実家は、九州の地方都市。サラリーマン家庭で、親戚づきあいも近所づきあいも、ほとんどありません。一方、旦那さんは、かなり郊外の田舎出身で、本家の長男。考えたら分かるやろ、と思うでしょうが、結婚前は、お盆も正月も実家に帰らない人だったので、まさかの想定外。世間知らずでした。

東京や大阪から見れば、九州の地方都市も立派な田舎でしょうが、同じ田舎でも、県庁所在地のある方都と郊外の田舎では随分違うんです。ずっと、田舎の地方都市で暮らしていても、驚いたことがたくさんありました。

この記事は、郊外の田舎出身の人と結婚してびっくりしたこと、また、田舎のいいところ、についての経験談です。田舎暮らしをしてみたい、田舎に興味がある、また、田舎に住んでたという方、参考までにご覧いただけると幸いです。

もくじ


結婚して、驚いたこと。

親戚が多い。

とにかく、親戚が多い親戚なのか、ご近所さんなのか、友達なのか、未だによく分りません。結婚式の招待客も予想以上の人数。芸能人か。

一方、わたしの実家は、最小限のつきあいで、年に1、2回ちょっと立ち寄って、お茶を飲む程度でした。

 

 

結婚式前後、旦那さんの実家で宴会。

結婚式数日前と後で2回、親戚ご近所さんを招いてのお披露目会という名目の宴会。
わたしの両親も呼ばれましたが、圧倒されてました。
宴会なので、女性が色々と準備をします。それも違和感。
正直、苦痛でたまりませんでした。

 

 

近所づきあいが濃い。

結婚式での仲人さんは、義理の両親のお友達夫妻でした。お互いの息子が同じ時期に結婚するので、お互い仲人をすると約束していたそうです。何それ?

また、義理の両親のお友達夫婦での飲み会や旅行に、わたしたちも強制参加。何でも楽しめる人は苦痛ではないのかもしれませんが、わたしは、協調性がない。コミュニケーション能力が低い。ストレスMAXでした。

 

朝7時にお客さんが来る。

普通に、近所のおばちゃんが、朝の7時くらいにやって来ます。起きたてで、化粧もしてないし、最初のうちは嫌で仕方なかったのですが、慣れるもんですね。

 

地域の行事は強制的に参加。

地域に住む人は、運動会、敬老会、花見などの地域の行事は、ほぼ強制参加のようです。わたしの実家で、地域の行事など聞いたことがないし、あったとしても、きっと、行きません。

ちなみに、わが家は県内の転勤族なので、離島に住んだこともありますが、同じく、地域の運動会、敬老会がありました。近所のお葬式の準備に駆り出されたこともありましたし、婦人会の役員がまわってきたこともあります。(いずれも、15年ほど前の話です。)

 

お店まで遠く、車がないと生活できない。

旦那さんの実家は、スーパーまで車で20分ほど。コンビニもありませんし、近くの商店も閉店しました。義父は、80歳をこえた今でもの運転をしていますが、少しずつ、おぼつかなくなってきていると言います。が、生活が困るので、免許返納したくでもできないのが現実です。

一方、わたしの実家も、わが家も、歩いて10分以内にスーパー、コンビニ、病院等があります。だから、車がなくてもなんとかなります。

 

防災無線が流れる。

防災無線で、ちょっとした町のニュースが流れます。小学生が作文を読んでいたこともありました。小学校では町内放送が当番制になっているそうです。これは、アナウンサー気分で楽しいかも。

 

 

子どもが小学校の頃の先生と、未だに連絡をとっている。

義理の両親は、昔PTA の役員をしていて、当時の先生と、今でも年賀状のやりとりをしています。家庭訪問のときは、そのまま家で宴会をしていたそうです。学校や先生とも、深いつきあいだったのだろうと想像します。

わたしは、子どもの担任の先生の名前すら憶えていません。

 

 

 

義理の両親は、あっさりしてとてもいい人で、他のみなさんも一人一人は優しくていい人なのですが、親戚、ご近所さんが集まると・・・。
ドライな生活に慣れていると、独特の親戚やご近所との付き合いは重く、苦痛でたまりませんでした。とにかく、結婚当初は、驚きの連続でした。

 

 

ついつい、郊外の田舎の嫌なところばかり書いてしまいましたが、もちろん、いいなと思うところもあります。

 

郊外の田舎のいいところ

畑で野菜をつくっているので、食費がかからない。

野菜は、ほとんど買わなくてもいいそうです。体を動かしているので、ほんとに驚くほど元気です。また、つくった野菜をもらえるので、助かるし、ありがたいです。

 

家の敷地が大きいので、隣近所に気を遣わなくていい。

騒音など気にせずに、のびのびと暮らせます。網戸のまま、家の中でカラオケをしたこともあります。

 

海やプールを独占できる。

人がいない穴場の海岸に行って、ゆっくりと海を堪能できます。また、町が運営しているプールに行くと、時間帯によっては貸し切り状態。とても贅沢な気分を味わえます。

 

自然が豊か。

わざわざ花見に行かなくても、桜、菜の花、コスモス等四季折々の花を楽しめます。

 

みんな顔見知りなので、困ったときに助け合える。

家族ぐるみのつきあいが多いようで、孤独とは無縁のようです。逆に、わたしは、現在、自由で快適に暮らしている分、何か困ったときの不安はあります。数少ない友人はいますが、老後は孤独かも。

 

「つき合いが密な分、困ったときに助け合えるのでしょう。」

 

まとめ

郊外の田舎出身の旦那さんと結婚して驚いたこと、郊外の田舎のいいところについて、でした。
郊外での田舎暮らしは、豊かな自然に囲まれて、ゆっくりと生活できるイメージです。が、諸々、面倒くさいことも多いですし、合わない人は合わないだろうと思います。

と、偉そうに言っていますが、わが家は転勤族。現在、旦那さんの実家に行くのは、お盆と正月くらい。本家の長男といいつつ、自由に暮らせています。
適度な距離感のおかげで、親戚づきあいでも、それほど苦労もありませんでした。それもこれも、義理の両親が元気で、あっさりした性格だったからでしょう。

しかし、この先、どうなるか。将来のことを考えると怖くなるので、考えないようにしています。

 

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最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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